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進化する欧州プライベート・クレジット市場における規律ある投資アプローチの重要性

8月 2018 - 9 メモ 読む

欧州プライベート・クレジット市場のトレンドやダイナミクスが大きく変化する中、欧州およびアジア・パシフィック地域におけるプライベート・ファイナンスの責任者であるアダム・ウィーラーが、当該市場に投資する際に規律ある投資アプローチが必要な理由について解説します。

欧州プライベート・クレジット市場のトレンドやダイナミクスは近年変化しており、特に長期の投資家にとって魅力的と思われる投資機会が生じています。規制の強化や困難な市場環境によって銀行業務は引き続き制限されているため、市場にはギャップが生まれ、ダイレクト・レンダーが資本不足を補っています。

ミドルマーケット企業の資金調達ニーズに対応する能力や意欲のある貸し手は、シンジケート・ローン市場に対するイールドプレミアムが潜在する多様な投資機会に食指を伸ばしつつあります。この進化しつつある市場においては、規律ある投資アプローチを採用することが、高レバレッジ、もしくは緩いコベナンツが付された案件に投資しイールドを追求するよりも、重要であると考えます。絶対収益を追求する後者の選択肢はリスクを増大させ、リスク調整後リターンを実質的に縮小させることにつながります。それゆえ資産選択は非常に重要となります。

スウィートスポットを見出す
欧州市場は過去10年間で大きく進化しました。そして、2つの市場参加者の狭間に私達が魅力的と考える投資機会が存在しています。一方の市場参加者である銀行は、世界金融危機以降、小規模の負債を圧縮するよう制限されてきました。バーゼルⅢの規制により、追加的な自己資本比率規制を課され、審査基準が強化された結果、銀行はレバレッジを縮小して簡素化を求められ、その貸出能力に影響が及びました。例えば、1億5千万ユーロの資金調達が必要なプライベート・エクイティ企業は約10行に打診をしなければならず、複雑性を生み出しています。

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