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クロスボーダーの案件組成:米税制改正の影響について考える

2月 2018 - 7 メモ 読む

最近成立した米国の税制改正の影響もあり、クロスボーダー案件のファイナンスやストラクチャリングは困難さを増しています。今日のシームレスの世界においては、適切なファイナンス・パートナーを見つけることが成功の秘訣です。

PEスポンサーは近年、魅力的な投資機会を求めて、自分達が主力とするマーケット以外へとアンテナを拡げつつあります。これは多くの場合、より大規模(または小規模)の企業、あるいは新しい地域をターゲットとすることになります。PEのドライパウダーが史上最高水準に達し自国市場での競争が激化していることや、企業の多くがグローバル化を進めていることなど、複数の要因がクロスボーダー案件の拡大を促しています。

クロスボーダー案件は、高い潜在成長性と魅力的なバリュエーションを提供していますが、一方でこれらの案件には困難もつきまといます。本レポートでは、クロスボーダー案件が抱える複雑性と、案件の拡大が進む中で適切なファイナンス・パートナーを確保することがPEスポンサーにとっていかに重要であるかという点について詳述します。

クロスボーダー案件の複雑性
クロスボーダー案件の潜在的なメリットについては、PEスポンサーの間でよく理解されており、彼らがこれらの案件への食指を拡げる主な理由となっています。上述した通り、スポンサーの多くは自国市場において、史上最高水準のドライパウダーを背景とした競争激化と高いバリュエーションに直面しています。自国市場以外に目を向けることで案件のユニバースは拡大し、資金投下により魅力的なリターンを獲得する能力を高めることが可能となります。また、国内ビジネスを、 グローバル市場で競争できる能力を備えたグローバル・ビジネスに転換させることで付加価値の創出を狙うPEマネジャーが増えています。

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