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プライベート・クレジット:需給ダイナミクスがもたらす市場の変化とは

2019年6月 - 6 min レポートを読む

北米プライベート・ファイナンス・グループ共同責任者であるIan Fowler(イアン・ファウラー)が、ミドルマーケットの各セグメントにおいて競争圧力から生じるスタイルシフトなどのダイナミクスや、伝統的ミドルマーケットがスウィートスポットであると考える理由について解説します。

まず、ミドルマーケットの定義について説明してください。

米国のミドルマーケットには、20万社以上の企業が属し、その従業員数は延べ5,000万人を超えます。投資可能なアセットクラスとして、S&PはEBITDA5,000万米ドル未満の企業、ロイターは売上高もしくはファシリティ・サイズ5億米ドル以下の企業をミドルマーケットと定義しています。GDPの観点からは、米国のミドルマーケットは世界第3位の経済圏に相当し、米国経済にとっても重要な成長の原動力となっています。これらの企業は時として流動性のある資本市場に直接アクセスできず、資金調達のためにプライベート・レンディングを活用するため、投資家に対してもきわめて魅力的な投資機会をもたらしています。

ミドルマーケット・ユニバースの各セグメントについて、また最も投資価値があると考えている部分について説明してください。

ミドルマーケットの発行体ユニバースは、3つのサブセグメントに分けることができます。ロウワー・ミドルマーケットはEBITDA1,500万米ドル以下(ファシリティ・サイズ500万米ドル~2,500万米ドル)、伝統的ミドルマーケットはEBITDA 1,500万米ドル~4,000万米ドル(ファシリティ・サイズ1億米ドル以下)、アッパー・ミドルマーケットは、EBITDA 4,000万米ドル~1億米ドル(ファシリティ・サイズ1億米ドル超)の企業が属します。

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