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ヘッドライン・リスクの向こうに:エマージング債券の現在の投資環境を理解する

2018年9月 - 5 min レポートを読む

エマージング債券責任者であるDr. リカルド・アドロゲが、足元のダイナミックなエマージング債券市場環境におけるリスクや投資機会、そして投資家 が現在の環境をいかに乗り切るべきかについて議論します。

同インタビューでは、ベアリングスのエマージング債券責任者であるDr. リカルド・アドロゲが 足元のダイナミックなエマージング債券市場環境におけるリスクや投資機会、そして投資家 が現在の環境をいかに乗り切るべきかについて議論します。

現在のエマージング債券の投資環境をどう見ていますか。

2018年は足元まで、エマージング債券にとって困難で変動の大きな年であったということは疑いようもありません。しかし、このように困難な環境下にも関わらず、エマージング債券市場を取り囲む経済やファンダメンタルズの状況は概してポジティブである点に留意する必要があると考えます。事実、新興国地域や国の一部には、引き続き数多くの魅力的な投資機会が存在しています。

グローバルの経済成長は総じて堅調であり、経験則に照らせば2018年もこの傾向は続くとみられます。中でも、新興国の一部がこの成長を牽引するでしょう。新興国のインフレ率は過去17年間で最も低い水準にあり、今後新興国の一部では引き続き金利低下が見込まれます。多くの新興国が、対外部門の大幅な調整を進めてきた結果、新興国の国際収支と経常収支は概ね安定して推移しています。

加えて、企業ファンダメンタルズは健全な経済成長とコモディティ価格の上昇に下支えされ継続的に改善しています。新興国の企業収益やバランスシートは全般に堅調を維持しており、企業のレバレッジも低下が見込まれています。企業や国のデフォルト率は歴史的平均を下回っています。多くの事例において、エマージング債券は最近のボラティリティ上昇を受け、企業ファンダメンタルズに比べ魅力的なバリュエーション水準となっています。

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